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花粉交配用ミツバチ 販売状況と価格表

コラム

蜂よ、元気で甦れ!!

アメリカに次いでヨーロッパもハチ不足というニュースを見て、遠い外国の話と聞き流していましたが、ついに日本にもハチ不足がきました。


昨年、花粉交配用ミツバチは、一昨年につづき2年目のハチ不足でパニック寸前でした。
一昨年の3月頃のハチ出荷期はハチの出荷が出来ず、利用者には大変なるご迷惑をかけ申し訳なく思っていますが、今年(平成21年)3月の方がもっと厳しいハチ不足が予想されます。
新しい神経性農薬が疑われているミツバチの大量死等がある為です。


ヨーロッパのハウス野菜の産地スペインではほとんど害虫は生物防除を採用しているそうで、神経性農薬は使用禁止等の記事を目にする時、日本も早くなんとかしないとハチも人間も大被害を受けそうな気がします。


その第一歩が近づいたと感じるのはミツバチの環境は次第に厳しくなり、一年を通して生存させることさえ難しくなりつつあり、少し手を抜けば数ヵ月後には巣箱はカラになります。ミツバチの寄生ダニも昔から居たものですが、環境悪化でハチが弱体化したことも考えられます。自然界で花粉交配するチョウや昆虫が少くなればミツバチの重要性は増すばかりです。


私の周辺は水田地帯ですが、ずいぶん前からドジョウやタニシ、イナゴ等は見かけません。夏の夜はうるさかった牛ガエルも一度も声を聞かなくなり、ほんの2〜3年前まで空をうめていた赤トンボも消えました。堤防の上を走ると、バッタがほこりのように舞い上がったのに、急に見えなくなりました。堤防は消毒などしないと思いますが、自然界は全部一体のようで「沈黙の春」が近づいたようです。春が来ても虫も出ず、チョウも飛ばず、小鳥も鳴かず、植物は交配できず枯死するという30年前にアメリカで書かれた本の予見が近づいた気がしてなりません。


次第に厳しくなる自然環境ですが、やはり冬の次は春だ!!と思う気持ちは昔のままです。
福寿草が芽を出し、梅のつぼみがふくれると、わくわくと心が踊ります。
春は近いぞ!! どこからかスーパーマンが現れて日本のミツバチたちを助けてほしい気分です。
蜂よ、元気で甦れ!!



平成21年2月10日
会長 間室 輝雄

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