ダニ対策のヒント

早春の処理がとても大切

 早春のダニ駆除がかなり重要です。一般論として説明します。ただし、教科書通りにいかないのが蜂の業界です。そもそも、早春にダニ対策をすることができない蜂が存在するのです。例えば、イチゴの花粉交配用に貸し出された蜂です。春の終盤になり、ハウスから運良く生き残っている状態で戻った蜂は、すでにダニの脅威にさらされているわけです。こんな蜂箱が日本中に山ほど有るのです。早春に処理が出来る方は、ダニ駆除をよく行ってください。

 

耐性を防ぐために同じ薬を続けて使わないことが大切

 これも一般論です。現在、蜂のダニ駆除剤は、販売当初から10年以上は経過した2つの薬(アピスタンとアピバール)しか無いため、実際にはかなり無理があります。有機的な駆除方法を取 り混ぜて行うのが理想的なのですが、シュウ酸や蟻酸の使用は日本国内では使用を認められているわけではありません。

(個人的には、いろんなことを試してみるべきと考えています。ただし、蜂蜜などは最終的には検査が必要になると思いますので、注意して行ってください。)

 養蜂業界の一番の問題は、このグレーな状態をいつまでも放置している、言葉を換えれば、ルールを変更できないことにあります。

 

コマメな観察が大切

 アリスタライフサイエンス様が販売をしている、ダニチェックの道具(バロアイージーチェック)の取り扱い説明書によると、ミツバチの成虫100匹あたりに対して、ダニの数が、早春は1 匹、他の時期は2~3匹いた場合、この数字よりもダニが多いと注意喚起をするレベルと説明されています。この数字からも、普段からのコマメな観察により、ダニを見落とさないようにすること が非常に重要です。

 

ダニの数と蜂の数のイメージ

ダニの数と蜂の数のイメージ

 

 

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